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このぅきなんのき、きになるきー

こんばんは。わっちです。

あいかわらずこのブログは私の独壇場となってまして・・・

それともおいらは泳がされているのか、いや観察されているのか・・・

なんて孟宗竹のごとく妄想が伸びているような・・・

さて冗談はさておき、日々いろいろ思うところですが

田んぼアートに先立ちこんなん見つけました。

青森田舎館村 http://www.vill.inakadate.aomori.jp/ 

いいですねー。

やっているのを見るだけだと楽しそうに見えますが、

ここまでにするまでそうとうな苦労があったかと思うと、

われわれはまだまだ幸せですね。新潟の人を始め、役場の方々、

サポーター、現地の担当者そして我らが空土メンバー、

それぞれの台所事情がありながらも一つのものに向かって

一つになろうと思うと、うっ、うっ、泣きたくなってくるよ(勝手に泣いてろ)・・・

十人十色いろんな事を感じながら、それでも今みなで手を組みゴールに

向かって進んでいる。

最後の宮大工棟梁といわれる西岡常一さんも話してます。

口伝にあるそうです

「堂塔の木組みは寸法で組まず木の癖で組め」

寸法も大事ですがそれでは持ちません。

それ以上に木の癖を読んで組み合わせることが大切なんですね。

これで法隆寺は1300年持っているんです。うひゃー!

木の性質、癖を生かすんです、はじいて使わないのはもってのほか。

「木の癖組みは工人たちの心組み」

建築は一人ではできません。大勢の力を結集して作ります。

心を一つにするんです。癖がある職人たちをまとめないといけないのです。

それぞれ得意、不得意があるのをまとめるんです。

気に入らんと途中でやめるわけにもいかないのです。

そんな癖のある人たちも組み合わせてうまくいくようにするんです。

〝木〟は〝気〟にも〝機〟にも〝期〟にもにも置き換えられます。

いろいろと他にもあるそうですが本の最後にこう言ってます。

「時代に生かさせてもらってるんですから、自分のできる精一杯の事を

するのが勤めですわ」。

自分に問うことがあります「俺は精一杯やってるのか」と。

言い訳はいいです、格好悪いのもいいです

かえって格好悪くなったほうがその後から楽かもしれません。

あれ?あちゃー、また今夜もやっちまった・・・

これじゃただの今の心境を暴露しているだけじゃないか・・・

まーいいや泳がされてはたまに観察されてる身なんだから・・・

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。

それではまたグッナイ!チャオ
by carat-dorohana | 2009-04-25 22:00 | 田植え以前