人気ブログランキング | 話題のタグを見る
会場がきまってからの古代米の手配。すでに完売のところが多く、数年先まで予約でいっぱいという業者さんもいます。
種籾を手にいれることに難儀しましたが、
wさんやmさんの尽力で、なんとか手にいれることができました。
茨城大学農学部教授からも、譲っていただけるメールが届きました。

泥花の花びらの色もほぼ決まりそうです。

それにしても古代米の人気はすごい。「田んぼアート」として学校や地域のコミュニティ、まち・むらづくりのイベントにひっぱりだこ、加えて5穀、10穀米などの自然健康食ブーム。
白米に恋い焦がれた日本人は、飽食?の末に、いつしか、色がついたご飯ブーム。

泥花の農事暦もいよいよ動き出しました。 スタッフのDさんも、福島県で農事暦の講義を受け、気合が入っています。
これから0農園さんに育苗をお願いして、会場へ運びます。6月6・7日あたりに田植えを予定しています。 イベントも企画中。

新潟市美術館のYさんには、忙しい中、現地で協力をいただける方々をさがしていただいたり、お世話をお掛けしています。 感謝感謝。

五風十雨を祈りたい。
# by carat-dorohana | 2009-05-09 07:13 | 田植え以前
新潟お隣り福島会津。そこにある福島県立博物館内の学芸研究室で

学芸員さんである佐々木長生さんとお会いする。

本来この日は新潟市現地で、地域の業者さんと田んぼ作りの

打ち合わせをする予定でしたが、土壇場で中止。


水と土の芸術祭だけに土壇場の地団駄。自分の踏みならす足音に笑う。


やもなく会津のみに訪問した次第だが、この時期に劇的な出会いを

佐々木さんとあったのも偶然ではなく、もちろん必然だろうと思う。

以前からお名前は聞いていたし、いつかお会いするだろうと

心つもりだけは準備していた。胸につけていたバッチに記してある名前が、

長生。(長生き)もの覚えが悪いがこの人に間違いないと、アートの神さまに感謝した。


地域こそ新潟とは異なれど、『会津農書』の民俗を調べている

農事専門に研究しているかただから、そんな話は興味が尽きない。

田植え詩や田楽、虫追い、神の人型など

いろいろな田んぼで行う民俗神事が、今後新潟で行うワークショップに

インスピレーションを与えてくれた。


出MAXこと、出町光識でした。ほな、さようなら。


※福島県立博物館では【木曜の広場 『会津農書』の世界】で

佐々木さんが講演をしておられます。
次回は6月4日で田植えがテーマだそうです。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

# by carat-dorohana | 2009-05-09 07:08 | 田植え以前
旧泥花BLOG http://doro-hana.blogspot.com/から、

↓ここに引っ越しました。


新しいアドレス。http://dorohana.exblog.jp/

これからも泥花blogをお願いします。   出MAXでした。
# by carat-dorohana | 2009-05-07 22:20 | 田植え以前
こんばんは、みなさま。わっちです。

泥花プロジェクト着々と進んでおります。

難点だった場所も何転したのか南区にほぼ決まり

ほっとしています。オッホッホ

ほっとするのもつかの間、次はこれまた難関の舞台・あぜ作りが待っています。
 
同時に籾の仕入れ、種まき、苗作りと5月が序盤戦の山場となりそうです。

ここを乗り越えんといかんのです。心して懸かりたいと思います。

さて外界ですが豚インフルエンザが流行してますね。

神が与えた罰と言うのはあまりに他人行儀のようですが

拡がるものは悪いものばかりではなく、いいウイルスだって

同じ事が言えないでしょうか。

自分の身体を地球に置きかえて、身体のある部分がそういう状態で

あると思えば調子が良くないところもあるんじゃないかな。

それをサインと気づけば、起こる事は好転するんじゃないかなと

思います。細菌ブームは最近始まった事ではありません。

つねに世界中いろんな細菌が飛び交っているのでしょうから、

せめていい菌をひろげたいものですね。

と最後はニュースコメンテーター風で締めさせていただきます。

さあ連休前、生気をみなぎらせ、精気を奮い起こし、

正気を発する、ハッスル! 

チャオ
# by carat-dorohana | 2009-04-29 21:57 | 田植え以前
こんばんは。わっちです。

あいかわらずこのブログは私の独壇場となってまして・・・

それともおいらは泳がされているのか、いや観察されているのか・・・

なんて孟宗竹のごとく妄想が伸びているような・・・

さて冗談はさておき、日々いろいろ思うところですが

田んぼアートに先立ちこんなん見つけました。

青森田舎館村 http://www.vill.inakadate.aomori.jp/ 

いいですねー。

やっているのを見るだけだと楽しそうに見えますが、

ここまでにするまでそうとうな苦労があったかと思うと、

われわれはまだまだ幸せですね。新潟の人を始め、役場の方々、

サポーター、現地の担当者そして我らが空土メンバー、

それぞれの台所事情がありながらも一つのものに向かって

一つになろうと思うと、うっ、うっ、泣きたくなってくるよ(勝手に泣いてろ)・・・

十人十色いろんな事を感じながら、それでも今みなで手を組みゴールに

向かって進んでいる。

最後の宮大工棟梁といわれる西岡常一さんも話してます。

口伝にあるそうです

「堂塔の木組みは寸法で組まず木の癖で組め」

寸法も大事ですがそれでは持ちません。

それ以上に木の癖を読んで組み合わせることが大切なんですね。

これで法隆寺は1300年持っているんです。うひゃー!

木の性質、癖を生かすんです、はじいて使わないのはもってのほか。

「木の癖組みは工人たちの心組み」

建築は一人ではできません。大勢の力を結集して作ります。

心を一つにするんです。癖がある職人たちをまとめないといけないのです。

それぞれ得意、不得意があるのをまとめるんです。

気に入らんと途中でやめるわけにもいかないのです。

そんな癖のある人たちも組み合わせてうまくいくようにするんです。

〝木〟は〝気〟にも〝機〟にも〝期〟にもにも置き換えられます。

いろいろと他にもあるそうですが本の最後にこう言ってます。

「時代に生かさせてもらってるんですから、自分のできる精一杯の事を

するのが勤めですわ」。

自分に問うことがあります「俺は精一杯やってるのか」と。

言い訳はいいです、格好悪いのもいいです

かえって格好悪くなったほうがその後から楽かもしれません。

あれ?あちゃー、また今夜もやっちまった・・・

これじゃただの今の心境を暴露しているだけじゃないか・・・

まーいいや泳がされてはたまに観察されてる身なんだから・・・

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。

それではまたグッナイ!チャオ
# by carat-dorohana | 2009-04-25 22:00 | 田植え以前